スキニー以外の提案

スキニー以外の提案も

こうしたスキニーの流行一方で、スリム、スキニーは細く長い体形の人しか似合わないことから、とくにメンズでは大きな流行にならないという意見もある。
しかし「オーバーサイズを腰ではいて裾をたるませる新しい着こなし」が流行しており、この着こなしだと比較的体形を選ばないことから大勢の人に普及することもあるかもしれない。

また「今の30~40代は1980年代後半にスリムの流行を体験している」(ボブソンインポートジーンズチーム第2営業部マネージャー 浅見拓賜氏)こともあり、意外と中高年にはすんなりと受け入れられる可能性もある。
いずれにせよ大きな流行になるには雑誌での露出が不可欠。
「ミニ」「スマート」「メンズノンノ」などの若者向けファッション誌では、既に頻繁に取り上げられているが、「レオン」「オーシャンズ」などの中高年向けの雑誌ではまだ少ない。
幅広い雑誌での露出がスキニー流行のカギを握りそうだ。

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スキニースリム:各社の傾向

エドウイン:スキニースリム
エドウインは若い女性向けのライン「ヴィーナスレッグ」「ヴィーナスレッグ・セレブリティー」「ヴィーナスブリス」でスキニースリムを訴求する。
価格は1万500~1万4700円とプレミアムデニムに比較して安価。
デザイン面や色味でも非常に完成度が高く、スキニースリムは人気が出そうだ。

一方、リーバイスはトレンド別に複数のレーベルをそろえた「リーバイス レディースタイル」に「タンジェリーナ」を追加、素材や加工で本格的なジーンズの魅力を追求、女性っぽさを出した。
シルエットはブーツカットに加えてスキニースリムを強め、ワイド系を増やした。
トレンド感の強い“ゴールド”で経緯糸に金色の糸を使ったブラックスリムの提案も今シーズンの「一押し」ジーンズとなっている。

主力「スウィートキャメル」で展開するタカヤ商事のスリムは「究極に細く肌に張り付くような」シルエットのジーンズ。
ただ細いだけではなく、脚が長くすっきりと見えるよう、独自のパターンを今回も使った。
帝人ワオもスキニースリムジーンズの販売に力を入れる。
主力の「ワオ」「ヌブ」両ブランドで、“スキニーレッグ”の商品名で売り出し、スキニースリム売り場を盛り上げる。

ビッグジョンはレディースの「ブラッパーズ」で美脚ブーツカットとスキニースリムの種類を増やした。
なかでもスキニースリムジーンズは“新美脚エレガンス”のカテゴリーの新シルエットとして5アイテムをラインアップした。
そのプロモーションとして東京・青山ベロアで行った独自のショーでは、濃いインディゴデニムのセットアップ、フラップポケット付きのデニム、それにスキニースリムをブーツインで強調、ウエスタンブーツを合わせてボーイッシュにまとめた。

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